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ペイズリーの感度高いその魅力

こんばんはMATの西尾です。

今日はMATのコレクションの中でも特に人気のペイズリーの柄の魅力をお伝え致します。

 

ペイズリーとは曲線と草花をモチーフとした柄が連続であしらわれているような集合体のデザインのことを指します。

模様の優美な曲線、草花を元にしたモチーフが繰り返されるリズムは、人間の心理に安心感を与える効果があると考えられています。

模様の向き、配置のパターンに変化を付けることができ、空間の構成の自由度が高いデザインです。

ペイズリーの形はゾウリムシやミドリムシなどの原生動物、植物の種子・胞子・果実、花弁、ボダイジュなどの葉、初期段階の胎児、尾を引いた生命の塊などに例えられ、生命力や霊魂と結び付けられることもあります。

ペイズリーの発祥の地として挙げられているイラン、インドでは本来模様が持っていた宗教的意味や象徴性は忘れられ、単純に装飾としても使われています。

模様のモチーフはボダイジュ、ナツメヤシ、ザクロ、ヒマラヤ山脈から吹き付ける強風で曲がったイトスギなどの諸説があります。

ペイズリーの周辺に蔓を伸ばし、花を咲かせた構図が多く、ペイズリー自体に花や葉が描かれることもあります。

ペルシア風の花鳥文を交互に配置した文様がインドに影響を与え、やがて花の形が抽象的な文様に変化していったと考えられています。

このように様々な由来があると言われているペイズリー柄ですが、19世紀のイギリスのペイズリー市がこのような柄の生地を量産したことで世界的に有名になったとされています。

ファッションが盛んなイタリアでは紳士服の装飾とされていたネクタイの柄にいち早くペイズリーが取り入られました。

イタリア屈指のアパレル大手ラッティ社が拡散力を持ってペイズリーネクタイを作ったことでもそのデザインが知れ渡るきっかけとなりました。

KYOTO ECOPET® WASHABLE SHADOW PAISLEY TIE

人々に安心感を与え、デザイン性豊かに洒落感を演出することのできるペイズリーは今やネクタイの定番柄の地位を確立しました。

伝統的なデザインは現代にアップデートを繰り返し、感度高い装飾品として私たちのVゾーンを輝かせてくれています。

総括してペイズリーネクタイとは、ここぞという時に、久々のタイドアップシーンに、安心感と共に自身のモチベーションさえも高まらせてくれる魅力あるデザインなのです。

是非明日からのスーツスタイリングに取り入れてみてはいかがでしょうか。

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