こんばんは。MATの西尾です。
本日の特集はあまり馴染みのないクレリックタイについて綴らせていただきます。
クレリックとは牧師・聖職者の名称で、その服装が黒の上着から白襟が立っていることから、衿が白く、身頃(みごろ)の部分と色違いになっているシャツをクレリックシャツと呼ぶようになったのが”クレリック”が広く知られるようになった由来となります。
今ではクレリックシャツの多くが量販店やセレクトショップでも定番として取り扱われているため、お持ちの方も多いのではないでしょうか。
スーツ好きな方なら間違いなく持っている定番シャツの一つですよね。
実はクレリックはネクタイでも近年人気のデザインとなっているのです。
その証拠にMATでは発売当初からほぼ全色完売になるほどでした。。
そんなMATオリジナルのクレリックタイの魅力をご紹介させていただきます。
Chapter 1.「鉄板カラーの組み合わせ」
MATのクレリックタイ、人気の秘訣は色のベストマッチな組み合わせにあります。
ネイビー×グリーンやネイビー×サックス、ブラウン×サックスなど、互いの色が決して喧嘩することなく、
うまく調和してくれる王道なバイカラーをチョイスすることで、クレリックタイをご自身のビジネススーツにも何なりと締めれるように
調整しました。
また艶やかな色を引き出してくれるシルク糸は京都丹後の透き通った水流でムラなく美しく染めることで実現するのです。
控えめな光沢感がなんとも上品な高級感を惹き立たせてくれますね。
大剣からちらっと顔を覗かせる小剣の色変化を是非ご堪能してください。
Chapter 2.「レップ織で見え感に奥行きを」
MATのクレリックタイの組織は全てレップ織にこだわりました。
いわゆる綾と呼ばれるバイヤスの畝を走らせたグラウンドは見え感に奥行きをプラスしてくれます。
京都丹後の旧式のレピア織機で生地を織ることでふっくらとした生地に仕上がり、フラットな無地よりも肉厚で
豊富な表情を作り出してくれるのです。
また無地のスーツに合わせる際ものっぺり感がなくなり、Vゾーンを華やかに見せてくれる特徴も兼ね備えています。
Chapter 3.「いつものスタイリングの強力な味方に」
クレリックタイといえば気になるのが、そのスタイリングの見え方ですよね。
「クレリックタイって単体としてはカッコいいけど、実際に着用してみるとどうなの?」
そんな質問を何人かにされたことがあります。
でもご安心ください。
クレリックタイは想像を遥かに陵駕するほど着用姿が絵になるんです!
大剣裏からヒラヒラを左右に顔を出す小剣の躍動感とその色変化は締めている本人よりも周りが気付くでしょう。
クレリックネクタイの真髄をよく理解した上で締めてみてください。
きっと自分のスタイリングにより親しみと自信を植え付けられるでしょう。
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