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〜ネイビーソリッドでタイの極地へ〜

スーツは「紺に始まり紺に終わる」という言葉を、お聞きになった事ありますか?紳士服業界において、とても有名な言葉ですよね。因みに前述した言葉はネクタイにも当てはまります。ネイビーのソリッドタイこそ、皆の原点回帰であり、時代に左右されることのない特別なタイなのです。日本人の肌色は紺色ととても相性が良く、日本特有の言葉かと思いきや、ネイビースーツ/ネクタイが定番としての人気があるのは、世界共通なのです。つまり、ネイビーの奥深さを表したわけですね。まず一着一本、スーツやネクタイを揃えるなら、ネイビーから始まり、多種多様の経験と年齢を重ねて上級者になるとネイビーの本当の良さや着こなしの妙にあらためて気がつくものです。先輩や上司がここぞという時に締める”ネイビーソリッドタイ”は他のどんなコーディネートをも圧倒する存在感と雰囲気が漂っていました。ダンディな先人達が辿ってきた歴史は、今日も普遍です。ネイビーネクタイの魅力を語りるに多様な言葉や表現は必要ありません。Chapter.1「濃紺の色調」ネイビーの色目として現在主流なのが、鉄紺と呼ばれる濃度の濃い紺です。オーソドックスなネイビーカラーで、フォーマル感があり定番的な落ち着きを感じます。ハナ紺と呼ばれる色は文字通りの紺で、制服やブレザーに用いられる紺のトーンです。一番紺色らしい紺で、トレンドファッションにもよく用いられます。さらに薄いトーンになると、ブルー系になります。フレッシュな印象を与えて、軽快なカジュアル感が出ます。MAT参考タイKYOTO SILK REP SOLID TIE Chapter.1「レップという名の地組織」レップタイといえば、畝織りの生地を使っているタイのことを指します。その畝織りの生地は、別名「レップ織り」と呼ばれます。このレップ織りの生地は、どれぐらいの割合でシルク糸が織り込まれているかで価値が決まります。MATの生産地である京都丹後の旗屋が持つシルクはクオリティの高いシルク糸を使って生地を織っているので、カラーや柄はとても美しいものです。このレップ織りで有名な柄には、他にもレジメンタルストライプと呼ばれる縞柄があります。レジメンタルストライプとは、イギリスの軍隊の中で使われていた縞柄のことです。定番だったレジメンタル・タイの縞柄の向きを変えることにより、レップタイが誕生したといわれています。MAT参考タイKYOTO SILK REP SOLID TIE Chapter.3「レップタイの魅力」レップタイの魅力は、幅広いコーディネートができることです。また、ブルックス・ブラザーズが1902年頃に流行させたネクタイでもあります。そのレップタイは、斜めに入った縞模様という現在の定番柄です。元々、イギリス軍の軍人たちがしていたネクタイから作り出されたものでした。アメリカ風として縞模様の向きを反転させ、独自のデザインのレップタイを提供しました。このレップタイは、アイビールックに欠かせない必需品のようにもなっています。このレップタイには、様々な縞柄のものがありますが、どんなスーツを着ていてもしっくりと似合うネクタイになっています。特に、ブルックス・ブラザーズのレップタイは有名で、アイビールックを気取りたい場合に役立ちます。アメリカントラッドな雰囲気を作りたい場合にも、レジメンタルストライプの入ったレップタイがあれば素敵な感じになります。スーツを着る時は、時代のトレンドに流されるばかりでなく、自分が王道と思えるスタイルを大切にすることも必要です。MAT参考タイKYOTO SILK REP SOLID TIE いかがでしたでしょうか。ネイビーソリッドレップタイとは世界共通認識として、タイの最たるものとして昔から現在まで男の定番として君臨しています。是非お持ちのタイの新調として、そしてネイビースーツに合わせる勝負タイとして、MATのソリッドレップタイを強くおすすめします。

自信を持って締めたいドットタイの魅力。

こんばんは。MATの西尾です。 本日の特集は日々の着こなしに抑揚を生む、ドットタイの魅力を綴らせていただきます。 例えば大小異なるドットタイを数本集めてみる、それぞれ異なる表情を育んでくれるディテール。 MATのドットタイコレクションはそんなワンランク上の“ドットタイを主役としたスタイリング”に注目しています。 爽やかな水玉が、いち早く春の明るい気分をもたらしてくれますよ。     Chapter.1 「ポルカドットタイ」 まず紹介したいドットの定番といえば、中程度の水玉を等間隔で配したポルカドットタイ。 MATではネイビーのグラウンドにホワイトの水玉が一番人気です。 皆様には最も馴染みのあるサイズ感と配色かと思います。 ドットの大きさによってグラフィカルな印象を生んでくれるドットの中でもポルカドットは安心感と柔らかな印象を与えてくれます。 ドット特有のポップさもありながら、ビジネスライクでとても普段使いしやすいアイテムです。 英国やイタリア、アメリカなどの紳士服文化が根強い国でも人気のポルカドットは、パーティーシーンでもよく見かける異性受けにもとても優れた逸品です。 参考MATタイ▼ KYOTO SILK DOT TIE A     Chapter.2 「マイクロドットタイ」 ポルカドットよりも少し小ぶりで等間隔を広げたマイクロドット。 個人的に最も好きなドットデザインです。 嫌味のないマイクロドットはどんな色柄のスーツにもハマるまさに最強のドットタイ! 飽きのこないデザインはソリッド(無地)と同等のド定番としてMATのコレクションに君臨しています。 参考写真として私の着画を載せさせていただきましたが、控えめなドットのサイズ感と等間隔を広げた配置がすごく洗練されていてかっこいいんですよね。。 フォーマルな印象も与えてくれるので、スマートな着こなしを好む方は絶対に持っておきたい一本です。 おすすめのカラーはやはりネイビーですが、ブラウンもおすすめですも落ち着きがありとてもおすすめです。 シックかつダンディな表情をVゾーンで作ることができます。 参考MATタイ▼ KYOTO ECOPET® WASHABLE DOT TIE A     Chapter.3 「コインドットタイ」 コインドットはその名の通り、コインぐらいの大きさのドットで最もポップな印象を与えてくれる一本。 MATのコインドットタイはコントラストのある配色を揃えています。 色遊びを楽しみたい方は是非チェックしてほしいです。 コインドットコレクションの配色は80'sオールドアメリカンなどのカジュアルカルチャーから取り入れたものが多く、スーツを通しておしゃれを楽しみたい時におすすめのネクタイです。 異性受けもとても良く、レディライクなドットサイズなので、レトロ感のあるクラシックスーツにも、今のトレンドスーツにもぴったりの一本です。 参考MATタイ...

大人の色遊び

こんばんは。MATの西尾です。 本日の特集は少し感度の高い「大人の色遊び」について綴らせていただきます。   スーツのスタイリングを楽しむ上で、欠かせないのがコーデ全体の色遊び。 スーツは限られた配色でしか色遊びを楽しめないと思われがちですが、 ネクタイを使うことにより、その幅は無限大に広がります。 今回はネクタイを基調としたワンランク上の色遊びをご提案させていただきます。   Chapter.1  「ブラウン×サックス」 先ず、一番最初にご紹介したいのが、茶色と水色の意外な組み合わせです。 業界の方には結構馴染みのある色使いですが、一般的にはやや感度高く感じてしまうかもしれません。 ダーディーな暖色系のブラウンにフレッシュなサックスを組み合わせて、抜け感を演出できるところがこの配色のミソなのです。 また、色同士のギャップを生ませることで一段と全体が引き締まります。 よりダークなブラウンに鮮やかで柔らかいサックスブルーの相性は抜群なのです。 散りばめたマイクロ小紋柄のブラウンタイにオックス生地のサックスシャツ、そしてベージュのジャケットと、配色に気を配ったスタイリングはピッティ(イタリア発の紳士服の展示会)でも多く目にする洒落た色遊びの一つです。 ▼参考MATタイ KYOTO ECOPET® WASHABLE PAISLEY TIE C     Chapter.2 「ブラック×グレー」 ブラック×グレーの一際シックな装いは個人的に一番好きな配色の一つです。 黒澄んだブラックにチャクコールグレーのチョークストライプのスーツ、そして外しのボタンダウンのホワイトシャツ。 男なら誰しもが憧れる英国ベースなスタイリングの完成です。 フォーマル感の強いブラックタイもデザインキープしたスーツとはとても良く馴染み、ブラックタイの高貴さを強調してくれます。 また、スーツのチョークストライプがフォーマル感を下げてくれるため、全体的にビジネスライクな印象を与えてくれます。 無地のブラックタイって、実はビジネスで使い勝手がかなり良いんです。 グレーやブラウンのスーツにバッチリはまるかつ、フォーマル感もさほど出ない。 ビジネス用途としても活躍できる万能タイの一つなのです。 ▼参考MATタイ KYOTO SILK REP SOLID TIE     Chapter.3 「ネイビー×グリーン」 クラシックやアメリカ好きにはたまらない配色のネイビー×グリーン。 アイビーな装いにハマるこの配色はスーツはもちろん、少し崩したジャケパンに最適の色遊びですね。 ラルフローレンやブルックスブラザーズなど、米国を代表するテーラーブランドでもお馴染みですが、この青と緑の主人公のような色を組み合わせるコーディネートは洒落た装いを簡単に作ることができます。 特にネイビーブレザーにミディアムグレーのスラックス、そしてグリーンを使ったクレストタイの組み合わせはいつの時代も唯一無二の存在感を発揮してくれること間違いなしです。 是非チャレンジしてみてくださいね。...

ストライプの豆知識

こんばんは。MATの西尾です。 本日の特集は誰もが好むストライプタイ。 ストライプネクタイは、最も定番ともいえるネクタイのひとつです。 多くの男性が、スーツを着るとき一度はストライプネクタイを付けたことがあると思います。 定番ゆえにあまり注目されないポイントだとは思いますが、ストライプの"向き"には実は大きな意味があるんです。 今回はそんなストライプネクタイの豆知識をご紹介いたします。   ストライプネクタイとは、斜めの縞模様が定番です。 斜めストライプのネクタイは個別に「レジメンタルタイ」と呼ばれ、多くの方がストライプ柄といって思い浮かべるのもレジメンタルタイだと思います。   レジメンタルタイの向きには意味があり、レジメンタルタイのストライプの向きには、右上がりと左上がりの2種類があるということは意外にもあまり周知されていません。 しかし右上がりと左上がりができた明確な理由は今でもわかっていません。   それぞれが生まれた国から、右上がりのストライプが英国式、左上がりのストライプが米国式(またはリバース)と呼ばれています。 日本に流通するストライプネクタイのほとんどは英国式なんです。 日本で右上がりの英国式が流通してる理由は「人は右上がりのほうが美しく感じる」からです。 文字を書く時も右上がりに書くと綺麗に見えますよね。 普通に過ごしていても右上がりの物が多く、なぜか右下がりの物に違和感を感じてしまっているのです。   レジメンタルタイには、かつてイギリスの軍隊や大学が制服として取り入れていたという歴史があります。 そのため現在でも欧米では、レジメンタルタイを身に着けていると出身大学を示していると思われるそうで、フォーマルシーンでの着用は避けるのが一般的です。 こちらもはっきりとした理由はいまだにわかっておりませんが、 「アメリカの老舗紳士服ブランドであるブルックス ブラザーズが独自性を出すために英国式と反対にした」や「米国のテーラーが鏡に映った姿を参考にして仕立てたため柄が反転してしまった」などといったいくつかの説が存在しますが、どれも決定的な証拠は見つかっていないようです。   「ベストを着たときに目がいく結び目のストライプが右上がりになるように計算されている」という説なんかも......。   トラッドファッションが英国で生まれたスタイルであることを考えると、本来であればスーツには右上がりストライプが施された英国式のネクタイを合わせるのが基本。 それでも、ファッションは時代とともに変化するものであり、手軽に楽しめる自己表現の手段でもあります。   形式やルールにとらわれず、着ていて楽しいと感じる“あなただけのオシャレ”をMATで探してみてはいかがでしょうか?   因みにこのストライプだけは映画ゴッドファーザーのマイケルが着用していたストライプデザインをサンプリングしたので逆ストになります。 KYOTO SILK STRIPE TIE O   映画などのカルチャーからデザインを起こすのもMATらしいやり方です。